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「再発見」という名の7月
きょうのおも言。

テーマは、


「名詞による名詞修飾」もしくは「所有格構造」。


その中のトピックのひとつとして、
「の」の意味とその分類というのがありました。

ざっくり説明すると、
日本語の「の」には所有関係だけでなく、
属性や同格など、他の言語には見られないほど
さまざまな用法を持った格である、というはなし。


このはなしを聞いて、
中学1年の、最初の国語の授業を思い出しました。





教材は、「りすの食卓」という串田孫一さんのエッセイ
だったんですが、初回の授業は本文には一切入らず、
このタイトルだけで行われました。


先生が最初に発した問いはこうです。


「りすの食卓」とはどういう意味か?

どのような可能性が考えられるか?


生徒は班ごとに考えます。
(国語の時間は、毎回、班になってやっていました)


りす が 所有する 食卓。

りす が 使う 食卓。

りす を 食べる 食卓。

りす を 模した 食卓。

…など。


ちょっと無理な解釈じゃないの?というものも
ありましたが、(「りすで作った食卓」とか)
とにかく、ノ格はガ格・ヲ格など他のさまざまな格の代用をする
ということをこの授業で学びました。


先生はこれを
「読解のポイント・「の」の読み」と呼びました。





あれから8年。

あのころはただ「国語の勉強」だと思っていましたが、
いまから思えば、先生の授業は半分くらいが
言語学の基礎だったように思います。

ことばに興味を持って
こうして言語学を学ぶようになったのも
先生のおかげ。


そんなことを思った、2007年夏。
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【2007/07/05 01:15 】 | 日々 | コメント(5) | トラックバック(0) |
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コメント

そんな授業があったんだー。おもしろいね!
スペイン語の複合名詞もある意味名詞修飾だよ☆おもしろいよ
【2007/07/05 11:28】| URL | すい #-[ 編集] |

主格にもなったりする?よね? 「シベリウスの書いた交響曲第4番……」。

日本語の格は、母語じゃない人にはきついだろうなぁと思うよ。
【2007/07/06 00:06】| URL | 相川 #-[ 編集] |

その先生はステキだね!
私も一ケ月くらい前の授業で「の」の分類やったよー。結局、限りなく作り出せてしまうから分類不可!みたいな。
主格もあるよ!「キムタクの写真」とか。これ、「Kが撮った写真」にも「Kを撮った写真」にもなるけどね。>あいちゃん
【2007/07/08 23:53】| URL | かぶ #-[ 編集] |

>すい先輩
名詞+名詞で、前の名詞が後の名詞を修飾するみたいな感じですか? 英語と近い感じなのかなぁ?

>相ちゃん
いまさら気づいたけど、後に続く動詞が連体修飾語になるときだけ、「が」と「の」が使えるんだね。「私の…」って言うと、後ろには名詞が来ることが期待されるのかなぁ? ということは、「の」の主格的用法は、あとから発生したもので、本来はやっぱり所有格なのかなぁ? でも、そういえば、古文だと主格として用いられる「の」が頻出するんだよねぇ… うーん…

>かぶ先輩
いまふと思ったんですけど、「数字の2」の「の」は何の「の」でしょう? 同格?

先輩の言う「主格」と相ちゃんの言う「主格」が微妙にずれているような… 相ちゃんの言った「主格」は「の」=「ガ格+動詞の連体形」じゃなくて、「の」=「が」じゃないですか?
【2007/07/10 00:27】| URL | にゃっき #Nh/556sg[ 編集] |

あー!「シベリウスの書いた~」っていうのは原文なのね。「シベリウスの2番」の意味を書いてるのかと思った(・ω・`)
【2007/07/10 15:12】| URL | かぶ #-[ 編集] |
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