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「耳をすませば」考
考察1:神社で雫と杉村くんが話をするシーン

はじめ雫は階段の一番上、
杉村くんは下のほうの段に
腰かけています。



このときの二人の(上下の)位置関係は、
そのまま会話での立場を表しています。


つまり、最初は
杉村が雫に相談する立場であり、
雫が杉村より優位に立っています。




夕子の気持ちに気づかない杉村。


雫はそんな杉村に苛立ち、
責め立てます。



訳もわからず攻められる杉村は
こう言います。

「わかんねーよ。はっきり言えよ!」


雫は答えます。

「あー、もう! 鈍いわねー。
夕子は杉村のことが好きなのよ!」



思わず頬を赤らめる杉村。



ここまではまだ
雫が優位な立場にいますが、
次の杉村の一言で立場が逆転します。


「だって俺、お前が好きなんだ!」



「え?」と驚く雫。


頬を赤く染め、動揺します。



ここで杉村が立ち上がります。



杉村が立ち上がることによって
彼の目線は雫よりも上になります。


つまり、
今度は杉村が雫の優位に立ったのです。



ここから杉村は
一気に雫を問い詰めます。


語気を強く、いきり立つようにして。

「付き合ってるやつがいるのか?
それとも他に好きなやつがいるのか?」



雫は顔をそむけますが、
やがて杉村の思いに耐え切れず
その場から駆け出します。





が、「待てよ!」と
杉村は雫の腕を掴み、引き止めます。



しかし、
ここで二人は初めて同じ位置、
すなわち地面に立ちます。


つまり、会話での立場も
対等なものとなるわけです。

(しかし、この時点で雫と杉村はもう目を合わせておらず、
「会話」をしている状態にはない。

つまり、この場面での〈関係〉が
長くは続かない(あるいはもう終わろうとしている)
ことを暗示している)



「はっきり言え!」という杉村に
雫は動揺しながらも、はっきりと、答えます。

「杉村のこと好きだけど…
でも好きとか、そういうのじゃないし…」


「そうか…」と手を離す杉村。



杉村は雫と目も合わさず、
その場から離れます。






続きはまた今度。



☆予告☆

「聖司君が雫を送っていくシーン」についての考察
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【2006/05/29 03:26 】 | らくがき |
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