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ダリ日和
きょうは予定通り銀座のヤマハまで行ってきたのですが、
そのあと上野の森美術館で催されてる
「ダリ回顧展」に行ってきました。


別にダリが特別好きだってわけじゃないんですが、
なんとなく前々から気になってました。

きょうも行くつもりは全然なかったんですが、
駅のポスターでたまたま見かけて、
どうせひまだし行ってみようと
思い立ったわけです。



実際行ってみると
平日の昼間なのに以外と人が多くてびっくり。

人ごみがいやだから
わざわざきょう来たのになぁ。。

ちょっと残念でした。


でも美術展自体はとても楽しめました。



以下感想。




まず驚いたのはなんと言っても初期作品。

画家としての初期段階では
ダリは印象画を書いてたんですね…

それこそ
セザンヌとかに影響を受けてるんじゃないかって
いうような絵でした。


モチーフの輪郭はぼけてあいまいに、
色彩は何色も塗り重ねられ、
独特な色合いをしていました。


色、といえば特に気になったのは白。

なぜだか分からないけど、
なんだか引っ掛かった。

ダリの、白の使い方。


どの作品でも
――風景画でも肖像画でも――
中心となるモチーフには白がよく使われていた。

柔らかな白。


どの作品を見てても
どういうわけか白い部分に
つよく惹きつけられました。



時代が下がると、
――絵は大体年代順に並んでいたのですが――
よく美術の教科書にも載ってるような絵に
近い作品が見られるようになりました。

つまり、超現実主義的絵。


モチーフがだんだん図象化され、
輪郭もくっきりと描かれるようになります。


色彩も印象画のそれとはずいぶん違う印象。

印象画で特徴的な柔らかな光の色彩が
濃く、強い色に。

そして白。

白という色にあまり惹かれなくなった。

そもそもあまり白が使われてない。


カンヴァスをすべて色で
塗り固めたような絵。

そこには印象画にあった
柔らかな色彩はもうありませんでした。



印象派から超現実主義に画風が変わったことで、
ダリの絵が得たものが2つ。


空間と立体。


シュールレアリスム的な絵にみられる特徴のひとつとして
空想的な背景、というものがあると思います。

ダリの絵はどこまでも何もない、
だだっ広い世界が背景になってることが
多いように思います。

そのだだっ広い空間に、
いくつかのモチーフがぽつんぽつんとある。


印象画ではそこにある風景の一瞬を
切り取ったような絵だったのですが、
シュールレアリスムの絵を見てると、
作品の外にも広がる広い世界を思い起こされました。


また、シュールレアリスム的な筆致は
印象画になかった立体感を生み出しました。

ぼやっと広がる2次元の世界から
図形的な3次元の世界へ。

それも広い世界を描き出すのに
一役買っているのかもしれませんね。


もうひとつ、おもしろいと思ったのは、
たびたび同じモチーフが現れること。

アリ。パン。松葉杖。

融ける時計。卵。鼻。

変形したチェロ。


それぞれ何の象徴なのでしょう。

とりあえず「変形したチェロ」は
「文化の無力さ」の象徴なのだそうです。

ふーん。



∮∮∮



とてもおもしろい美術展でしたが、
空想的に過ぎる絵ばっかり見たせいで
少々、頭が疲れました。
(ついいろいろ余計なこと考えちゃうから)


これを機会にもっといろいろな美術館を
めぐってみたいなぁ。

次はきれいな風景画を見に行こう。
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【2006/10/19 23:45 】 | 日々 | コメント(0) | トラックバック(0) |
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